傭兵は何故生まれ、どのように生きてきたのか
ヨーロッパ興亡史の鍵は、傭兵にあった!
古代ギリシャからはじまり、ローマ帝国を経て中世の騎士の時代から王国割拠、近代国家成立まで、時代の大きな転換点では、常に傭兵が大きな役割を果たしてきた。
(内容紹介より)
本書は古代ギリシアから十九~二十世紀のヨーロッパまでの傭兵の在り方を見ることができます。
傭兵はどうして生まれたのか、傭兵が国や戦争に与えた影響、傭兵たちの生活や生き様、そして歴史に翻弄される傭兵。
ヨーロッパ戦争史は傭兵なくして語れないほど、多大な役割を果たしています。
それが良い方に働くこともあれば、悪い方に働くことも……有名な世界史の出来事も、実は傭兵が関わっていた、ということも多く、歴史の裏側を垣間見るようです。
そして、戦争だけではなく、間接的に文化にまで影響を与える傭兵。
傭兵の二千年史というより、二千年を生きる傭兵と言ってもいいかもしれません。
内容は古代ギリシャ・ローマからヨーロッパ中心のため、教科書レベルのヨーロッパ知識があった方が理解は深まります。
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