傭兵とは何か。傭兵の通史【傭兵の二千年史(講談社現代新書)】17冊目

※当ブログの記事にはアフィリエイト広告が含まれる場合があります

傭兵の二千年史

 

 

傭兵は何故生まれ、どのように生きてきたのか

 

ヨーロッパ興亡史の鍵は、傭兵にあった!
古代ギリシャからはじまり、ローマ帝国を経て中世の騎士の時代から王国割拠、近代国家成立まで、時代の大きな転換点では、常に傭兵が大きな役割を果たしてきた。

 (内容紹介より)

 

本書は古代ギリシアから十九~二十世紀のヨーロッパまでの傭兵の在り方を見ることができます。

 

傭兵はどうして生まれたのか、傭兵が国や戦争に与えた影響、傭兵たちの生活や生き様、そして歴史に翻弄される傭兵。

 

ヨーロッパ戦争史は傭兵なくして語れないほど、多大な役割を果たしています。

 

それが良い方に働くこともあれば、悪い方に働くことも……有名な世界史の出来事も、実は傭兵が関わっていた、ということも多く、歴史の裏側を垣間見るようです。

 

そして、戦争だけではなく、間接的に文化にまで影響を与える傭兵。

 

傭兵の二千年史というより、二千年を生きる傭兵と言ってもいいかもしれません。

 

内容は古代ギリシャ・ローマからヨーロッパ中心のため、教科書レベルのヨーロッパ知識があった方が理解は深まります。