川はどうやって作られる?【川はどうしてできるのか(ブルーバックス)】18冊目

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川はどうしてできるのか

 

 

川はどうしてできるのか知っていますか?

 

川の面白さは、家で地形図を広げて眺めているだけで、「なぜこんな姿をしているんだ?」という謎が次々に浮かんでくるところにあります。
標高数千メートルのヒマラヤ山脈を越える川、砂漠でいきなり洪水を起こす川、黄河・揚子江・メコン川の不思議な流路、平地より高く流れる川、ほかの川の流れを奪う川……
まるで魔術のような数々の現象は、なぜ起こるのでしょうか?

 (内容紹介より)

 

「山はどうしてできるのか」、「海はどうしてできたのか」に続く本書。

 

今回は川がテーマです。

 

テーマは川の謎、順路、仮説の三部に分かれています。

 

川とは何か


第一部
【川をめぐる13の謎】
・大河の大迂回―黄河と揚子江
・ヒマラヤを越える川
・「桃源郷」に密集する三つの大河
・川はなぜずれたのか
・川を奪う川
・平地より上を流れる川
・川が作った段々畑
・砂漠の洪水
・源流がない川
・黒い川と白い川
・異形の川さまざま
・海底を流れる川
・地球の外を流れる川

第二部
【川を下ってみよう】
・川はどうしてできたのか
・上流の風景
・中流の風景
・下流の風景

第三部
【川についての私の仮説】

・天竜川の源流はロシアにあった?
・かつてのアマゾン川は途方もなく大きかった?
・大陸には大きな川が三つできる?


 

川とは何か、川の成り立ち、現存する不思議な川など、興味深い川の話がズラリと並んでいます。

 

我々が見ることができる川だけではなく、海底を流れるや火星の川、そして大陸移動による川の生成や分離までと、スケールの大きさが伺えます。

 

それらを「川初心者」に分かりやすく、優しいタッチで解説してあります。

 

また、絵や図、写真も載っており、視覚的にも理解しやすくなっています。

 

地質学・地形的な川に興味があるけど、難しい本は読みたくない、という方におすすめの本です。