ユダヤ人とユダヤの歴史が理解できる本【ユダヤ人の歴史】25冊目

※当ブログの記事にはアフィリエイト広告が含まれる場合があります

ユダヤ人の歴史(河出文庫)

 

 

 【ユダヤ人の歴史】(河出文庫)

 

ユダヤ人の、世界中にまたがって繰り広げられてきた広範な歴史を、簡潔に理解するための入門書。
各時代の有力なユダヤ人社会を体系的に見通し、その変容を追う。
多数の図版と年譜、索引、コラム付き。


世界をまたにかけて移動し、世界中の人々に影響を与え続けているユダヤ人の起源から現代までの三千年以上にわたる歴史を、簡潔に理解できる入門書。
各時代における有力なユダヤ人社会を体系的に見通し、その変容を追う。
オックスフォード大学出版局の叢書にもおさめられている基本図書。
多数の図版と年譜、索引、コラムを収録。

 (内容紹介より)

 

本書は古代イスラエル人の起源(紀元前1220年以前)から現代までを歴史の流れと共に見ていきます。

 

・ユダヤの歴史は何となく知っているけど、もう少し詳しく知りたい

・ユダヤとは何か、ユダヤ人とは何かをきちんと説明できない

 

そのような方におすすめの本です。

 

約350ページに渡りますが、難解すぎず、また簡単すぎずに、文庫サイズに収まっています。

 

そのため、本書を読むだけでも、ユダヤの歴史や世界観を掴むことができると思います。

 

ユダヤ問題は決して1側面からの問題ではないものの、本書は中立の視点で書かれているように思います。

 

また、章の最後には、詩や言語などの文化についてのコラムもあります(全10項目)。

 

巻末には年表も付いており、ユダヤの歴史とそれ以外の歴史を簡単に並記してあるため、横の繋がりも把握しやすくなっています。

 

筆者のシェインドリンはアメリカ・ユダヤ教神学院でラビになるための勉強をして資格を取り、その資格を活かしてパートタイムのラビを務めたこともあるようです。